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美空ひばり と 福沢諭吉
2009年3月14日土曜日
「馬鹿と片輪(かたわ)に宗教」
諭吉の靖国神社
「馬鹿と片輪(かたわ)に宗教、丁度よき取り合わせ」
靖国神社が作られた頃の諭吉の文章です.
(福沢諭吉全集 第20巻232頁)
諭吉は、靖国神社の本質をよく理解していた
「国民はだまされて、国のために死んでくれ!」
その諭吉を、一万円札の肖像として
毎日拝ませる人たちがいる!
日本の「文化と伝統」は、「だまされること」ではないはずです!
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美空ひばりと福沢諭吉
諭吉は、天皇家の先生だった!
「立君の政治」は、「人主が愚民を篭絡するの一欺術」
(天皇制は、「支配者がバカな国民をだますための一つの詐欺的な手法である」)
(1881年「帝室論」福沢諭吉全集第5巻271頁)
小泉信三は、「そう指摘されたら、どう答えるか? 福沢諭吉は、どう教えたか?」を若き現天皇に教えていた.
現天皇は、現皇太子に何を教えたのだろうか?
「ポツダム宣言」の約束は?
「日本国国民ヲ欺瞞シ之ヲシテ世界征服ノ挙ニ出ヅルノ過誤ヲ犯サシメタル者ノ権力及勢力ハ永久ニ除去セラレザルベカラズ」(「ポツダム宣言」)
日本政治・国際関係データベース・東京大学東洋文化研究所 田中明彦研究室 データベース『世界と日本』より
[文書名] ポツダム宣言(米、英、華三国宣言) [年月日] 1945年7月26日 [出典] 日本外交主要文書・年表(1),73‐75頁.条約集第26集第1巻,5‐7頁.
「日本国民をだまして、侵略戦争に引き込んだ勢力は永久に除去する」という意味です.
昭和天皇が、
「終戦のラジオ放送」
(録音サイト引用)で
「ポツダム宣言受け入れ」
(資料サイト引用)を日本国民および世界に通知したのです.
同時に昭和天皇は、「国体の護持(天皇制の維持)」の希望を出していました.(同ラジオ放送)
日本国憲法第1章には「天皇」が、前文と第2章(第九条)には「恒久平和」と「戦争の放棄」が記載されました.
一方、侵略戦争に責任のある東条内閣の外務官僚(吉田茂)や、商工大臣(岸信介)は、それぞれ戦後日本の首相となりました.
この二人の孫の安倍晋三氏や麻生太郎氏も、日本の首相となりました.
この一連の経緯は、日本が侵略戦争の清算を2009年3月現在まだ終えていないことを示しています.
これは、日本を占領した連合国の主要国・米国が、戦後の日本の統治と世界政治での自国の立場を有利とするための政策でしたが、日本の独立と利益を大きく損なうものでした.
一部の者を従(属)者として日本を従えてきた米国の政治は、オバマ大統領で変化しつつあります. しかし、そのポチの国はまだ独立してはいません. (2009年3月)
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